こんにちは、飯塚市で活動している三原建設です。
新築を建てる時、多くの方は内装や家具選びに一生懸命になりますよね。
家の中を快適に過ごせる空間にするため、細部までこだわりを持ってプランを練っておられるのではないでしょうか。
しかし、外構に関しては「とりあえず後回しにしよう」と考える方が少なくありません。実際、引っ越し直後は予算的にも時間的にも限界があり、外構を後回しにする選択はよく見られます。
しかし、新築から数年が経つと、次第に外構に関する問題や、「もっとこうしたい!」と思う箇所が出てきたり…。
そこで、今回は「外構のリフォーム、いつから考えた方がいいのか?」について、具体的なタイミングやポイントを紹介します。
新築から数年後がリフォームの適切な時期
新築を建ててから外構リフォームを考え始めるタイミングとして、多くの方が感じ始めるのは3〜5年目頃がおすすめです。この頃になると、家族構成やライフスタイルの変化、季節ごとの問題点がだんだんわかってきます。
- 家族構成の変化
小さなお子さんが生まれたり、成長したりすると、安全性や使いやすさの観点から庭や駐車スペースの改善を考えることが多くなります。例えば、お子さんが遊びやすい庭にしたり、家族の車が増えた場合には駐車スペースの増設が必要です。 - ライフスタイルの変化
趣味や仕事のスタイルが変わったり、リモートワークが主流になったりすると、ストレスが溜まったり、息抜きできる場所がほしくなったり。ウッドデッキやテラスを新設して、リラックスできる空間を作ることや、ガーデニングのためのスペースを確保するリフォームが考えられます。 - 外構の老朽化
3〜5年経つと、初期の外構素材に経年劣化が見え始めることがあります。フェンスや門、駐車場のコンクリートなど、日々の風雨にさらされる外構部分は、どうしても劣化していきます。このタイミングでリフォームすることで、将来おこりうる大規模な修理を避けることができます。
リフォームを考え始めるきっかけは?
外構リフォームを検討し始めるきっかけは人それぞれですが、よくあるきっかけをいくつか紹介します。
- 庭の活用が少ない
新築時に計画した庭が、実際にはあまり使われていないというケースは少なくありません。このような場合、家族全員が使いやすいレイアウトや、より機能的な設計を考えたリフォームが効果的です。 - プライバシーの問題
家を建てた後、周囲の家の建設や成長した樹木により、当初のプライバシーが失われることがあります。外からの視線が気になるようになった場合、フェンスやスクリーンを追加することで、プライベートな空間を取り戻すことができます。 - 季節による不便さ
夏は日差しが強すぎて庭で過ごせない、冬は寒くてウッドデッキが使えないなど、季節による外構の使い勝手の悪さを感じることが増えてきます。こうした不便さを解消するために、日除けの設置や暖かみのある素材を取り入れるリフォームが役立ちます。
長期的な視点での外構リフォーム
最後に、外構リフォームを考える際には、短期的な視点だけでなく、長期的な視点も忘れないようにしましょう。将来的に子どもが成長して巣立った後の使い道や、家族のライフステージの変化に合わせた外構設計が、家全体の価値を保つためにも重要です。
外構は家の「外観」を形作るだけでなく、生活の質を大きく左右する要素です。新築から数年経った今こそ、自分たちのライフスタイルに合わせた最適なリフォームを計画してみてはいかがでしょうか。
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