新築の計画を立てるとき、つい家の外観や間取りに気をとられてしまいますが、ぜひ「外構」にも注目してみてください。
外構とは、建物の外側にある空間、つまり庭や駐車スペース、フェンス、門周りなどを指し、家の第一印象や暮らしやすさに大きく影響を与えるところです。
しかし、外構の計画は建物の計画に比べて後回しにされがち。
後回しにした結果、後悔してしまう方も少なくないのが現状です。そこで今回は、新築を建てる際に一緒に考えておくべき外構アイデアについてご紹介します。
1. 玄関アプローチのデザイン
玄関アプローチは、家に訪れる人が最初に目にする部分であり、住む人にとっても毎日通る重要な導線です。アプローチのデザイン一つで家の雰囲気が大きく変わります。
例えば、石材やタイルを使ったアプローチは自然な美しさがあり、長く使っても劣化が少ないというメリットがあります。近年では、コンクリートやスリット入りのデザインも人気があり、モダンな雰囲気を演出できます。さらに、夜間の安全性を考慮して、照明をアプローチの両側に設置することで、防犯性も向上します。
2. 駐車スペースの配置とデザイン
現代のライフスタイルでは、車は必需品という家庭が多く、駐車スペースの確保も重要です。しかし、ただ車が停められるスペースを確保するだけでなく、動線やデザインも考慮しましょう。
例えば、インターロッキングブロックで目地をつくると、黒くて細い伸縮性の目地材を使う場合とは違った印象に。また、駐車スペースの周囲に植栽を配置すると、硬い印象になりがちな駐車スペースに柔らかさを加え、家全体の雰囲気を和らげる効果も期待できます。
また、カーポートを設置したいと考えている場合は、カーポートの屋根の高さや柱の位置などを早めに検討しておくと「窓が有効活用できなくなる」「玄関をあけてすぐ柱が目に入る」などの後悔を避けることができます。
3. フェンスと目隠しの設置
プライバシーの確保や防犯対策のために、フェンスや目隠しの設置も検討しましょう。住宅地では隣家や通行人の視線が気になることが多いため、庭やリビングから見える外部の視線を遮ることで、快適なプライベート空間を作ることができます。
例えば、樹脂製の木調フェンスはメンテナンスが楽なうえ、圧迫感も少なく人気です。アルミの目隠しフェンスには板間のすき間をなくしつつも通風性を確保したルーバータイプもあります。
また、植栽と組み合わせた目隠しも効果的です。例えば、竹や低木などを植えることで自然な目隠しができ、年中楽しめる庭としても活用できます。
4. 庭の活用方法
新築を建てる際、庭の使い方も重要なポイントです。家庭菜園やバーベキューが楽しめるスペースを設けたり、お子様が遊べる広場を作ったりと、家族構成やライフスタイルに合わせたプランを検討しましょう。
例えば、タイルデッキを設けることで、庭に直接出入りしやすくなり、天気の良い日には外でゆっくりと過ごすことができます。ガーデンファニチャーや日よけのパラソルを設置すると、リビング感覚で庭を活用できるスペースが完成します。
また、家庭菜園を一角に設ければ、育てた野菜を使って料理を楽しむなど、家族の交流が広がる素敵な場所にもなります。
5. 照明で夜も映える外構に
外構を彩る照明も、新築と一緒に考えておきたいポイントです。特に夜の照明は、防犯性を高めるだけでなく、外構を美しく見せる効果もあります。
アプローチや駐車スペース、庭などにそれぞれ適した照明を設置することで、夜も安全に過ごせると同時に、家全体がグレードアップして見えます。例えば、玄関前には足元を照らすスポットライトや埋め込みライトを配置し、庭には植栽をライトアップすることで幻想的な雰囲気を演出できます。
照明設置のためには、外部電源を確保することや、家の方に設置される照明との兼ね合いも重要になるため、早めに検討しておくと良いポイントです。
まとめ
新築を建てる際、家の中だけでなく外構についても計画を立てることが、住み心地の良い家づくりに繋がります。
玄関アプローチや駐車スペース、フェンス、庭、照明など、各エリアに合わせたデザインや機能を考えることで、家全体に一体感を持たせることができるでしょう。
外構を後回しにしないことが、後悔しないお家づくりのポイントです。
何から手をつけていいかわからないという方も、まずは一度ご相談ください。お問い合わせ、お待ちしております!
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