「人工芝を敷くと虫が増える」――そんな声を聞いたことはありませんか?
実際には、人工芝そのものが虫を呼ぶわけではありません。
むしろ正しく施工すれば、雑草や湿気を抑え、虫が寄りにくい環境をつくることが可能です。
それでも「人工芝を敷いたのに虫が出て困っている」という場合は、設置前の準備不足や環境条件に原因があるケースが多いです。
この記事では、人工芝で虫が発生してしまう原因と、その対策方法について詳しく解説します。
✅ 人工芝を敷くと虫が出るって本当?
結論から言うと、人工芝が原因で虫が増えることはありません。
むしろ、天然芝よりも雑草が少なく、虫の餌が減るため、基本的には虫が寄りづらくなります。
ただし、施工方法や環境によっては、人工芝の下や周囲に虫が発生してしまうことがあります。
✅ 人工芝に虫が発生する原因
1. 水はけが悪い
湿気がこもる場所は、ダンゴムシやムカデなどの虫が好む環境になります。
人工芝を施工する際に水はけ対策をしないと、虫の住処になってしまいます。
2. 雑草が残っている
防草処理をせずに人工芝を敷くと、隙間から雑草が生え、虫の餌になります。
特に毛虫やコガネムシなど、植物を好む虫が発生しやすいです。
3. プランターや植木鉢が近くにある
人工芝自体ではなく、鉢植えの土が虫を呼び込みます。
庭にプランターを置いていると、その周囲に虫が発生しやすくなります。
4. 下地の施工不良
整地不足で落ち葉や枯れ草が残ったまま人工芝を敷くと、それが虫の餌や住処になります。
5. 防草シートを使っていない
人工芝の下に防草シートを敷かないと、雑草が生えて虫を呼び込みます。
6. 人工芝のつなぎ目に隙間がある
隙間から雑草が生えて虫が寄ってしまうことも。DIY施工では特に注意が必要です。
7. 品質の低い人工芝を使用している
水を吸いやすいナイロン素材など、低品質な人工芝は湿気がこもりやすく、虫が好む環境を作りやすいです。
✅ 虫を防ぐ人工芝施工のポイント
人工芝の設置時に、以下のポイントを守ると虫を最小限に抑えることができます。
- 下地材をしっかり入れる(25㎡で約1トンが目安)
- 防草シートを必ず敷く
- 水はけを改善(地面の勾配調整や透水穴付き人工芝を選ぶ)
- 高品質素材を選ぶ(ポリプロピレン製・ポリエチレン製がおすすめ)
- つなぎ目の隙間をつくらない
- 落ち葉やゴミをこまめに掃除
- プランターや鉢植えを直接人工芝の上に置かない
これらを徹底することで、人工芝を長期間快適に使えます。
✅ 人工芝は「虫が減る」環境をつくる
正しく施工された人工芝は、天然芝よりも管理がラクで、虫も少なくなります。
- 雑草が生えにくい
- 日光を遮って虫が寄りにくい
- 土の露出がなくなるため虫の住処が減る
つまり、人工芝は虫対策にも効果的なのです。
✅ まとめ
人工芝を敷くことで虫が増えるというのは誤解で、
虫の原因は「水はけ」「雑草」「下地施工の不備」などの環境要因です。
- 正しい下地づくり
- 防草シートの設置
- 高品質な人工芝の採用
- 定期的な掃除
これらを守ることで、虫の心配なく快適な人工芝ライフを送ることができます。
👉 お庭や駐車場まわりに人工芝を検討されている方は、専門業者に相談してみると安心です。

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